バリバリの真宗門徒のひとり一向一揆

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中国古箏の音色に魅せられて


久しぶりの更新です。
きのう、1月16日は【宗祖親鸞聖人】【祥月命日】でした。京都の本願寺本山】では
足かけ8日間にわたり報恩講
です。

閑話休題

1月13日の土曜日に、十条自衛隊駐屯地近くの中央公園文化センターまで、足を運び、中国上海出身の伍芳/Wu-Fangさんの中国伝統の【古箏】のコンサートに行って来ました。100名ほどの小さな会場で満席だったので、両脇の壁際に立って並んでいるスタッフの方たちと並び、壁際で立ったまま拝聴しました。伍芳さんの身長よりも高く、【絃】も日本の琴より多いように見えた。

伍芳さんの爪弾く古箏の音色は、ときに聴き取るのに耳をそばだてるほど、小さく繊細で、ときに激しくダイナミックな音を立てる。そして連続する滑らかな響き。1時間20分ほどの演奏だったが、演奏の合間のMCで、阪神・淡路大震災で最愛のお姉さんを亡くされたエピソードや、京都宇治の興正寺へ続く参道への想いを曲にした【琴坂】ユーミンの名曲中の名曲【春よ、来い】など息を呑む演奏が間近で聴けた。帰りがけに伍芳さんと少しだけ、言葉を交わした。
神戸と東京で古箏の個人教室を開いているという。

外に出て見るとベタ雪が降り出し、すぐ雨に変わった。濡れながら家までたどり着いた。感慨深いコンサートだった。